整備工場をはじめる方へ

本ガイダンスはこれから自動車整備事業へのお取り組みをご検討されている皆様と指定資格取得を検討されている皆様を対象に制作したものです。

近年はボーダーレス化の進行に伴い、特に車検ビジネスにおいては様々な営業展開が検索されております。車検ビジネスは安全、環境保護の見地から道路運搬車両法などを基盤とする法制度の中で運用されております。

そのため、本ガイダンスでは主に、車検ビジネスをスタートするための各種関係法令、設備基準のポイントなどを掲載しました。

各種の法規則の趣旨内容をご理解の上、ビジネス展開をご検討いただきますようお願い申し上げます。

認証指定ガイダンス

 

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●整備工場レイアウトガイド

 整備工場をはじめるには法令により定められた作業場の面積基準を満たしながら、整備作業を行うための十分なスペース、車両の出入りを考慮した機能的なレイアウトが必要です。

レイアウトをするに当たり気を付けなければならないことは以下の4点です。

①「見せる整備」を基本とする

②回転の速い作業は入り口付近で行うように作業効率を考慮する

③作業内容が共通する作業はストールを隣接する

④部品庫・収納スペース・トイレ等はメカニックの動線を十分考慮する
 

●整備・点検作業場のレイアウト

基本スペースの決定

<間口>

車幅×2 以上

<奥行き>

小型車:壁面から1.5m以上下げて車両全長+1m以上

大型車:壁面から3m以上下げて車両全長を確保

※ただし、車両前方に作業台、部品置き場等を設ける場合は、上記にその分を追加する。

 

<天井高さ>

作業場の天井高さは、入庫する車種、リフトの揚程、機種等により決定し、

作業に支障のない余裕を持たせる。

●完成検査場のレイアウト

完成検査場は指定基準に定められた面積と検査機器の設置が必要です。

ニューサービス導入による点検・整備・検査の流れの変化により、お客様

への情報提供、整備選択のアドバイスの為に完成検査場とお客様を近づ

けることが求められています。お客様に見易く分かり易い検査機器、検査

を見せるためのスペース等新たな試みが必要です。

レイアウトの注意点

●助走路は通路と兼用ができ、屋外でも認められます。

●完成検査場はお客様から見易く、車検整備作業スペースに近い位置が

 良いでしょう。

●フルタイム4WD車への対応を考え、フリーローラー等の設備も検討して

 ください。

●スペースの関係上あまり奥行が取れない場合には、BSテスタを2台設置

 するコンビテスタにすれば省スペースに繋がります。